今夜18時からの日経225先物は、一時的な買い戻しを交えつつも、最終的には下値を模索する下落方向へ向かう。
デイトレ戦略とテクニカル判断
日中の現物市場で節目となる6万円の大台を割り込み、終値ベースでも5万9804円41銭まで売り込まれたことで、チャートの形状は明確に悪化している。テクニカル的には25日移動平均線(6万221円60銭近辺)を完全に下抜けており、これまでの上昇トレンドがいったん終了し、調整局面入りしたと判断する。
17時の夜間取引寄り付き直後は日中清算値比120円高の5万9820円と自律反発の動きを見せているが、これは日中に急落したことによるデイトレ勢のショートカバー(買い戻し)に過ぎない。25日移動平均線や一目均衡表の基準線(5万9810円近辺)が今度は上値抵抗帯(レジスタンス)として意識されるため、18時以降の本格的な欧州時間入りに伴って戻り売り圧力が強まる。
需給と地政学リスク
需給面では、6万円割れを契機に国内個人投資家の追証回避売りや、下位トレンド追随型の海外マクロファンドによる機械的な売りが加速しやすい環境にある。買い手が不在の中で売りが売りを呼ぶ需給悪化の状態が続いている。
さらに、足元で緊迫化しているホルムズ海峡を巡る地政学リスク(中東情勢の緊張)が重荷となっている。原油価格の高騰や物流停滞への懸念はリスクオフ(安全資産への退避)の動きを直撃するため、夜間取引で先行して動く先物市場は格好のヘッジ売りの標的となる。
買い戻しの一巡後は再び売りが優勢となり、一目均衡表の雲上限(5万5065円近辺)や75日移動平均線(5万6621円73銭近辺)といった、さらに深い下値支持線を目指してジリジリと水準を切り下げる展開を想定する。安易な押し目買いは避け、戻り高値を叩くショート戦略が極めて有効である。
【現在時刻】2026年5月20日 17時51分(日本時間)


