BTCUSDは、上方向に優位性があると見ている。BTCUSDは、今夜21時(JST)時点では下方リスクが上方余地を上回っていると見ている。
現在価格は約$77,000前後で推移しており、$77,200が短期の重要サポートとして機能しているが、すでにこの水準に張り付いている状態はむしろ脆弱性の証拠だ。週足ベースでは週次損失が確定しそうな展開で、売り圧力が続いている。
日足チャートで見ると、200日EMAの下方で推移しており、これは構造的に回復フェーズの段階にあって力強いブルトレンドではないことを示している。RSIは47〜48付近のニュートラルゾーンだが、上昇を牽引するエネルギーが不足している。直近の高値を切り下げながら推移しており、上値が重い構造が続いている。
需給面では、機関投資家のETFフローは継続しているものの、$80,000〜$82,000付近には厚い戻り売りが控えており、ロングが踏まれやすい地合いだ。ATH($126,000)から約39%下落した現水準は中長期の割安感があるものの、短期的な買い主体が不在。
地政学的には中東・ウクライナ情勢の緊張継続と米国債利回りの上昇がリスク資産全般の上値を抑制している。今夜のNY時間終盤(日本時間21時はNY朝9時前後)は、先週比較で米国債市場の動向がBTCの方向性を決める時間帯と重なる。
$77,200を割り込んだ場合、$75,000〜$76,000のゾーンが次の下値目処。逆に$78,500を明確に上抜けてくれば短期的な$80,000試しはあり得るが、それはあくまでセカンダリーシナリオだ。
プライマリーシナリオは$77,200割れからの$75,500試し。
【現在時刻】2026年5月22日(金)午後3時15分(日本時間)


