ドル円は、今夜21時以降は下方向への圧力が強まりやすいと見ている。

ドル円は、今夜21時以降は下方向への圧力が強まりやすいと見ている。

現時点でドル円は143〜144円台のレンジ内で推移しているが、上値は重い。米国の財政懸念と長期金利の高止まりが「金利高=ドル高」という従来の図式を崩しており、ドル売り圧力が根底にある。加えて、米国債格下げ懸念や財政拡大路線への市場の嫌気が燻っており、21時のNY勢参入後にこの流れが加速しやすい地合いだ。

需給面では、月末・週末が近いことで輸出企業のドル売りが断続的に出やすく、ロングの投げも誘発されやすい局面にある。145円台に明確な戻り売りの壁があり、そこを抜けるエネルギーが現状では見当たらない。

テクニカルでは日足で上値を切り下げる形が続いており、短期の戻りは売り場として機能している。143円割れを試す展開を本線に置く。

地政学面では、中東・ウクライナ情勢に大きな変化がなければリスクオフ円買いの爆発的な動きは想定しにくいが、有事ヘッドラインが出た瞬間に円買いが加速する地雷は常に存在している。

方向感:下目線(143円前後を試しに行く展開)を本線とし、145円台が再び見えるようなら即撤退の前提で臨む。


【現在時刻】2026年5月22日 金曜日(日本時間 確認できていません/システム提供日付ベース:2026年5月22日)