日経225先物は、18時以降の夜間セッションについては上値が重く、戻りを売られる展開を優先的に想定しています。

現在時刻は日本時間で2026年5月26日(火)16時台頃です(米国市場は現地時間26日9:30の開場直前または開場直後の段階)。

収集した情報を整理します。

  • 本日前場終値:日経225は65,058円台(前日比▲99円程度)で後場は続落気味に推移し、11:53時点で先物64,920円(前日比▲360円)
  • 夜間(CME日経先物):昨夜2時時点で65,500円(前日比+220円)と急伸していたが、本日日中は失速・反落
  • 株探掲載では昨日5/25終値が65,158円であり、本日は前日比マイナス圏で推移
  • 5/22(金)の米国市場:ダウ+294pt(50,579)、S&P500+0.37%(7,473)でメモリアルデーを挟んだ3連休明け
  • 5/26は米国市場が再開(Memorial Day明け)。再開初日は売り圧力が出やすい
  • ドル円:158.90円台で横ばい、米・イランの和平協議進展観測が続くも材料出尽くし感
  • 原油が急落中(イラン和平交渉進展観測)→ 資源・素材株は重い。ただし株式全体へのポジティブ効果は限定的
  • 翌5/27は配当・優待の権利付き最終売買日

日経225先物は、18時以降の夜間セッションについては上値が重く、戻りを売られる展開を優先的に想定しています。

理由を直接述べます。

本日の日中セッションで前場から後場にかけて先物が65,500円台の夜間高値から64,900円台まで大幅に失速・押し戻されており、この構図自体が弱さを示しています。昨夜CMEで急伸した分の達成感と利食い売りがまだ全部消化しきれていないうえ、夜間に米国市場が休場(メモリアルデー)で薄商いの中で作られた高値は信頼性が低く、本日の東京市場がそれを否定する動きをした。

米国市場が本日(現地26日)再開します。前回終値はダウ50,579ドル・S&P500が7,473と高水準にあり、米債務上限や財政問題への警戒感が再燃してくる可能性があります。再開初日は「連休明けの利食い売り」が出やすく、米株がマイナスで推移すると日経先物の夜間は一段の押し下げ圧力を受けます。

テクニカル面では、日経先物が65,500円→64,900円と600円幅を一気に押し下げた後、夜間に65,000〜65,200円帯での戻りを試す局面が来ると思いますが、そこが戻り売りの絶好の水準になりやすい。65,200円を明確に超えられなければ再度64,700〜64,800円方向への調整を見込みます。

需給面では、明日5/27が配当・優待の権利付き最終売買日であるため、今夜から配当取り狙いの買いが入る可能性はあるものの、それは現物の話であり先物はむしろ配当落ちを先読みした売りヘッジが夜間に積まれるリスクがあります。

地政学面では米・イラン和平協議の進展は既に相当織り込まれており、今夜さらなる好材料が出ないと追加的な買いは期待しにくく、逆に交渉が紛糾したと伝われば急反落の火種になります。

総合すると、65,000〜65,200円帯は戻り売りの水準として機能し、引けにかけて64,700〜64,900円を試す下向きバイアスが強いと私はみています。米国市場が再開後に底堅く推移した場合のみシナリオは変わりますが、現時点では強気にはなれません。


【現在時刻】日本時間 2026年5月26日(火)16時台