弱気継続、ただし19時前後に一時的な揺り戻しに注意。

弱気継続、ただし19時前後に一時的な揺り戻しに注意。

本日の大引けは5万9804円(前日比746円安)、日中は1200円超下げる場面もあった。5日続落で6万円の大台を3週間ぶりに割り込んだ状態での夜間入りとなる。先物(松井証券13:25時点)は59,720円と現物より若干安い位置。

売りが続くと見る根拠:

まず需給。5日続落でも戻し材料に乏しく、外資系のアルゴが上値を叩き続けている。今日の一時1200円安という動きは投げ売りではなくショート主導であり、ポジション整理が完了していない。夜間はポジションが薄くなるため、売り方が再度仕掛けやすい時間帯。

米10年債利回りが一時4.6%台後半まで上昇した事実は重い。これはAI・半導体バリュエーションの正当化を困難にしている構造的な逆風で、1日で消える話ではない。

地政学面では、対イラン交渉の難航→ホルムズ封鎖長期化懸念→原油高止まり→インフレ再燃→利下げ観測後退、という連鎖が続いている。18時台の欧州勢参加タイミングでユーロ圏金利もリスクオフ材料として加わりやすい。

唯一の変動要素がエヌビディア決算(日本時間21日早朝)。

ここが最大の不確定要素。今夜の夜間セッション(18〜22時台)は「決算前のポジション調整」フェーズ。強い数字への期待からショートカバーが入り、59,500〜60,000円程度まで一時的に戻す可能性は十分ある。ただしそれはロングを積み上げる動きではなく、決算ギャンブルのヘッジ。

テクニカル上は6万円が強力なレジスタンスに転換した。一目均衡表の雲下限・26週線がいずれも6万円台に集中しており、戻り売り圧力は強い。59,200円台(本日日中安値)が次の節目。ここを割ると58,500円が視野に入る。

デイトレ目線での結論:

夜間18時寄り付きは59,700円前後を想定。最初の30分は売り優勢で59,500円付近を試す展開。ただし20時前後にNY市場の寄り付きを見て反発局面が来た場合でも60,000円が天井と見て戻り売りを狙う方針が合理的。エヌビディア決算前に強引に上に抜ける可能性は低く、方向感は下に緩やかなトレンド継続、ただし乱高下に備えたロットコントロールが必須。


【現在時刻】日本時間 2026年5月20日 17:40頃